菜の花忌

今日2月12日は司馬遼太郎さんの命日。氏が逝って10年。
東大阪にある『司馬遼太郎記念館』周辺は菜の花に埋まっているだろう。

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昨年、果たせなかった夢「菜の花忌」当日の記念館訪問は、今年も風邪が治らず断念。

最近、新潮文庫「司馬遼太郎が考えたこと」を中心に氏のエッセイを読んでいる。
通勤の車中で読むのにもうってつけである。

氏のエッセイ集の中でも、弔辞、亡き友を想う追悼文に惹かれる。
それらの短い文章は、氏の”人”に接する姿勢、”愛する”人への賛辞が凝縮されており、読む人間を巻き込んで、その人を亡くした悔しさ、悲しさ、落胆、受けた影響への感謝、生き続ける事への励みを呼び起こさす。

司馬さんの”人”への想い入れは尋常ではなく、作家 出久根達郎さんの解説(文藝春秋特別版「司馬遼太郎ふたたび」)によると
『坂の上の雲』の全登場人物は1,087名。
『竜馬がゆく』では1,140数名。

しかも、名を出した以上は1行~2行、必ずその人の風貌姿勢を描いているそうだ。
無類の人間好きの一片を垣間見た気がした。

『司馬遼太郎記念館』だが、大阪の南東 ”東大阪市”の住宅街にあり、安藤忠雄さんが設計、司馬さんの自宅と庭伝いに一体化して建てられている。住所:東大阪市下小阪3丁目11番18号
建物のデザイン、雑木林風の庭に融和した佇まいのすばらしさは言うに及ばず、高さ11メートルの壁面に張り付く大書架に収納された司馬遼太郎の蔵書約2万冊は圧倒もの。

館内の説明員は大多数がボランティアで、とてもフレンドリーで、司馬遼太郎の事を一緒に話すのが楽しくてたまらない人達ばかりである。

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