『ガロ』に夢中だった時代

1960年後半、月間漫画雑誌『ガロ』を愛読していた。
白土三平「カムイ伝」の連載がメインを占めていたが、斬新な新人漫画家がそこから数多くデビューした。

画像


週末、「現代漫画の発見つげ義春作品集」(青林堂)を引っ張り出して読んでみた。
『ガロ』で本格デビューし、70年代始めにブームを呼んだ作家つげ義春の代表作品が収録されている。

夢想、不可思議、虚無、深層意識、本能、煩悩の世界が繰り広げられ作品に引き込まれ、現実を超越した世界観に浸ってしまう。

シュールな世界が深層体験を想起させる話題作「ねじ式」
いつか夢でみた世界が甦ったような「海辺の情景」
風景・人と自然体で係わる愛すべき"ジッさん"を描いた「長八の宿」
おどろおどろしい世界を超越して観点で描かれた「ゲンセンカン主人」
旅で味わう非日常の世界に誘い込まれる「もっきり屋の少女」
 
どの作品も、読む度に新たな発見、想いを呼び起こす。

つげ義春以外にも
 
玉の井遊郭で育つキヨシの視点で描かれた「寺島町奇譚/ぬけられます」滝田ゆう
 
「赤色エレジー」はあがた森魚の歌でもヒット、最近はロッテ"小梅ちゃん"のイラストを描いている林静一
 
後に「同棲時代」が大ヒットした上村一夫
 
朝日ジャーナルにも連載され、最近は村上春樹の著書などのカバー装画も数多く手がけている佐々木マキ
 
その他に安部慎一勝又進などの名前が浮かぶ。

一生懸命バイトし、『ガロ』のバックナンバーを揃えたものの、卒業前に飲み代に事欠き古本屋へ売ってしまった事が悔やまれる。


近所の長居公園植物園で、「ハス」の早朝観賞《7時半から》が7月中旬土日限定開園されている。
 
今日は生憎の雨だったが、多数の愛好家が訪れていた。
画像


画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック